2026年2月版 主なアップデート

アップデート実施日:2026年2月8日

アプリ設定
アプリ設定変更の履歴を確認可能に

アプリ設定で、これまでの設定変更の日時・ユーザー・変更が行われた画面を確認できるようになりました。これにより、例えばアプリが自分の覚えのない設定になっている場合に、「設定変更の履歴」画面を確認し、該当の変更を行ったユーザーを把握して詳細を確認したり、変更日時以降に登録されたレコードを確認したりする、といった利用が可能となります。

アプリ設定の「設定変更の履歴」画面

アプリ設定の「設定変更の履歴」画面

アプリ設定内の「設定変更の履歴」画面から、以下の履歴を確認できます。

  • アプリを公開
  • アプリ設定を変更
  • アプリを更新
  • 変更を中止

アプリ設定の変更箇所は、主に画面単位で表示されます。
最大で50行の履歴が表示されます。

アプリ管理
アプリ一覧に、APIトークン・Webhookの設定数を表示する列を追加

「アプリ管理」画面のアプリ一覧に「APIトークン数」「Webhook数」の列が追加され、アプリごとのAPIトークン・Webhookの設定数を確認できるようになりました。

これにより、アプリの棚卸しを行う際には、APIトークンやWebhookが設定されているかどうかも参考にして、棚卸しを行うことができます。

アップデート後の「アプリ管理」画面のアプリ一覧

アップデート後の「アプリ管理」画面のアプリ一覧

各アプリの「APIトークン数」「Webhook数」を確認できるようになりました。それぞれ、設定数の昇順・降順で並び替えることもできます。

利用状況
過去13ヶ月間分の利用状況が確認可能に

12月版より提供を開始した「利用状況ダッシュボード」において、利用状況データの閲覧可能な期間が過去13ヶ月間に延長されました。また、集計単位を週ごとや月ごとに切り替えてデータを表示することも可能になりました。これにより、年間の利用状況の推移や月ごとの変化を確認しやすくなります。

閲覧できるデータは2025年12月14日以降のデータが対象です。

プラグイン/カスタマイズ開発
複数あるコマンドラインツールを統合

プラグイン/カスタマイズ開発向けのコマンドラインツールを cli-kintone に統合します。

従来、プラグイン/カスタマイズ開発に必要な機能が複数のツールに分かれており、使い分けていただく必要がありました。今後はこれらの機能が cli-kintone に集約されるため、開発環境の構築やドキュメントの学習等をより軽量に行っていただけます。

統合対象のツールは以下の4件です:

  • create-plugin(プラグインテンプレートの作成)
  • plugin-packer(プラグインをzipファイルにパッケージ化)
  • plugin-uploader(プラグインをkintoneにアップロード)
  • customize-uploader(アプリカスタマイズをkintoneにアップロード/ダウンロード)

これらのツールのメンテナンスは、2026年8月に終了させていただきます。ご利用中の皆様は、cli-kintone への移行をお願いいたします。

本件の詳細については cybozu developer network 上のお知らせを、また移行方法については cli-kintone のドキュメントをご参照ください。

全般
その他のアップデート・改善・修正

AI機能の利用条件緩和(「組織間のアクセス権」が有効化されている環境でも利用可能に)

cybozu.com共通管理の設定「組織間のアクセス権」が有効化されている環境でも、AI機能を利用できるようになりました。「kintone AI管理」設定が利用できるようになり、各種AI機能を有効化できるようになります。

kintoneで利用できるAI機能の詳細はkintone ヘルプ「kintone AI」からご確認ください。


kintone MCPサーバー:レコード情報取得の絞り込みを改善

kintone MCP サーバーでレコード情報の取得を行う際、内部的に組み立てる絞り込みクエリの改善を行いました。フィールドや演算子の指定可否の誤判定が起こりにくくなり、生成AIへの指示によって得られる結果の精度が向上しています。(バージョン1.3.0以降で適用されます)

kintone MCP サーバーの最新バージョンのダウンロードや更新情報は、mcp-serverのReleasesから入手できます。利用可能なkintoneの操作は順次追加予定です。

JavaScript API
(アプリ)
レコード追加・編集画面のフィールドのスタイルの変更と取得が可能に

PCのレコード追加・編集画面に表示されるフィールドに対して、スタイル(背景色・文字色・太字・下線・枠線の色など)の変更と取得をJavaScript APIで行えるようになりました。これにより、フィールドの強調表示などを行えるようになります。

レコード追加・編集画面のフィールドのスタイルの変更・取得 JavaScript API(PC)
フィールドのスタイルを変更するAPI kintone.app.record.setFieldStyle()
フィールドのスタイルを取得するAPI kintone.app.record.getFieldStyle()

詳細はdeveloper networkをご覧ください。

JavaScript API
(アプリ)
ラベル・罫線フィールドに要素IDが指定可能に

ラベル・罫線フィールドにも「要素ID」を設定できるようになりました。これにより、以降で紹介する各JavaScript APIからラベル・罫線フィールドを対象とした操作を行えるようになります。既存のスペースフィールドの要素IDと同様に、フォームに配置した各フィールドの設定ダイアログから設定が可能です。

フィールドの設定ダイアログ

フィールドの設定ダイアログ

要素IDを設定することで、JavaScript APIからフィールドを指定した操作ができるようになります。

JavaScript API
(アプリ)
ラベル・罫線・スペースフィールドの表示・非表示の変更と表示状態の取得が可能に

「フィールドの表示・非表示を切り替える JavaScript API」と「フィールドの表示・非表示の状態を取得する JavaScript API」が、ラベル・罫線・スペースフィールドに対しても実行できるようになりました。これにより、フォームに配置可能な全てのフィールドの表示状態をJavaScript APIから操作できるようになります。

フィールドの表示・非表示の変更と表示状態の取得 JavaScript API(PC)
フィールドの表示・非表示を切り替えるAPI kintone.app.record.setFieldShown()
フィールドの表示状態を取得するAPI kintone.app.record.isFieldVisible()
フィールドの表示・非表示の変更と表示状態の取得 JavaScript API(モバイル)
フィールドの表示・非表示を切り替えるAPI kintone.mobile.app.record.setFieldShown()
フィールドの表示状態を取得するAPI kintone.mobile.app.record.isFieldVisible()

詳細はdeveloper networkをご覧ください。

JavaScript API
REST API
フォームのレイアウトの取得・変更APIでラベル・罫線フィールドの要素IDを取得・変更できるように

「フォームのレイアウトを取得する JavaScript API」と「フォームのレイアウトを取得する REST API」と「フォームのレイアウトを変更する REST API」で、ラベル・罫線フィールドの要素IDを取得・変更できるようになりました。

フォームのレイアウトを取得する JavaScript API
フォームのレイアウトを取得する API kintone.app.getFormLayout()
フォームのレイアウトを取得・変更する REST API
フォームのレイアウトを取得するAPI /k/v1/app/form/layout.json [GET]
フォームのレイアウトを変更するAPI /k/v1/preview/app/form/layout.json [PUT]

詳細はdeveloper networkをご覧ください。

検討中の機能

検討中の機能をご紹介します。
kintoneシステム管理の「アップデートオプション」画面で、各機能を有効化することで、実際の動作をお試しいただけます。
「検討中の機能」にて提供している各機能に対して、皆様からのフィードバックをお待ちしております。
検討中の新機能に対するフィードバックは、kintoneの改善に協力するフォームにて募集しています。

開発基盤 フロントエンド基盤の刷新(「通知」画面)

※なお検討中の新機能は、定期メンテナンス以外のタイミングでも随時、仕様変更やアップデートオプションの提供開始・終了が実施されます。

開発基盤
フロントエンド基盤の刷新(「通知」画面)再掲

1月版のアップデート情報でも掲載していましたが、検討中の新機能として本アップデートが利用可能になりましたので改めて再掲します。

kintone開発チームでは、今後の製品改善スピードの向上を目指し、リリース当初から利用してきていたフロントエンドの技術基盤の刷新を、各種画面で順次進めています。今回、新たに「通知」画面のフロントエンド基盤が刷新され、それにあわせてデザイン変更や機能追加を行った「新しい通知画面」を開発中です。

検討中の新機能オプションで有効にすると、従来の通知画面に新しい通知画面への切替ボタンが表示され、それを有効にしたユーザーのみに反映されます。従来の画面にはいつでも戻すことができます。

従来の「通知」画面

従来の「通知」画面

刷新後の「通知」画面(※開発中の画面です)

刷新後の「通知」画面

フロントエンド基盤刷新の取り組みの詳細は、過去のお知らせ「現行デザインへの移行と画面パーツ・レイアウトの共通化を実施」をご覧ください。

画面構成に関する考え方

画面の刷新にあたり、機能の拡張性向上や、幅広いユーザーにとっての学習コスト軽減を図るため、画面構成をより一般的なものへと見直しています。

従来

  • 通知の中身によってレイアウトが異なるタイル表示
  • 「未読のみ」と「既読のみ」を区別して表示
  • あまり一般的ではない画面構成
画面構成に関する従来の考え方

刷新後

  • 通知の種類や一覧をリスト形式で整理して表示
  • 「未読と既読」の通知全体を表示した上で「未読のみ」を絞り込み
  • 機能拡張を行いやすい画面構成
画面構成に関する刷新後の考え方

通知の種類や絞り込みの切替操作

通知の絞り込み切替が画面左列に表示されます。通知の種類や、指定した条件で作成した絞り込みを切り替えながら、通知の中身を確認していくことができます。また、上部の「未読のみを表示する」にチェックを入れておくと、どの絞り込みでも、常に未読の通知のみを確認していくことができます。

通知の種類や絞り込みの切替操作

通知の検索機能

通知内を任意のキーワードで通知を検索できるようになります。キーワードのほか、送信者や期間で絞り込むこともできます。

通知の検索機能 通知の検索機能

一括操作機能(一括既読)

複数の通知を選択し、一括で既読にすることができるようになります。

一括操作機能(一括既読)

「グループ化された通知」の展開表示機能

「他X件」とグループ化された通知を、ワンクリックで展開して表示し、それぞれの通知を手軽に確認できるようになります。

「グループ化された通知」の展開表示機能

アップデートオプションの変更内容

アップデートオプションの変更内容は以下の通りです。

kintoneのアップデートオプション
新機能の無効化
提供終了
「kintone AI:AIラボでスレッドのコメントをAIで要約する機能」を無効にする
2026年2月の定期アップデート以降、これらの無効化はできなくなります。
提供終了
「レコードの絞り込み条件で、添付ファイルの有無を指定できる機能」を無効にする
提供終了
「アプリ管理画面でアプリ管理者数を確認できる機能」を無効にする
提供終了
「モバイル版のレコード詳細画面で『現在の作業者』を確認できる機能」を無効にする
提供終了
「JavaScript APIの拡充(2025年7月版~8月版)、およびkintone全体のカスタマイズとJavaScript APIの動作対象画面の見直し」を無効にする
提供終了
「JavaScript APIの拡充(2025年9月版~11月版)」を無効にする
提供終了
「kintone AI:レコード一覧画面に表示されているレコードの要約や分析をする機能」を無効にする
提供終了
「日付や日時を、日月年の順で表示する変更(特定の言語設定の場合のみ)」を無効にする
提供終了
「数値の桁区切りをピリオド、小数点をカンマで表示する変更(特定の言語設定の場合のみ)」を無効にする
提供終了
「日付をスペイン語、タイ語、ポルトガル語(ブラジル)で表示する変更(特定の言語設定の場合のみ)」を無効にする
提供終了
「ファイルの添付に対応したリッチテキストエディターで、クリップボードの画像やファイルを貼り付けできる機能」を無効にする
提供終了
「kintone AI:検索AIをモバイルアプリ(iOS/Android)で利用できる機能」を無効にする
変更なし
「kintone AI:AIにアプリ設定をレビューしてもらえる機能」を無効にする
2026年5月の定期アップデートが実施されるまで無効化可能です。
変更なし
「新しいファイル読み込み画面」を無効にする
変更なし
「読み込まれたファイル画面のフロントエンド基盤の刷新」を無効にする
内容変更
「JavaScript APIの拡充(2025年12月版~2026年2月版)」を無効にする
変更なし
「利用状況ダッシュボード機能(ワイド・スタンダードコースのみ)」を無効にする
変更なし
「CSVファイルの読み込み時に桁区切り付きの数値を読み込める変更」を無効にする
追加
「アプリの設定変更の履歴を確認できる機能」を無効にする
追加
「アプリ管理画面で、APIトークンとWebhookの設定数を表示する機能」を無効にする
新機能の先行利用
(なし)
検討中の新機能
変更なし
「kintoneシステム管理のデザイン改善:『ヘッダーの色』画面のデザイン・レイアウト変更」を有効にする
変更なし
「Excelファイルからアプリを作成する画面のフロントエンド基盤の刷新、および読み込みエラー発生時の処理の変更」を有効にする
変更なし
「kintone AI:AIでアプリを検索する機能」を有効にする
追加
「新しい通知画面」を有効にする
定期アップデート以外のタイミングでも更新されます。最新の状況はシステム管理内の「アップデートオプション」画面を確認してください。
cybozu.com共通管理のアップデートオプション
提供中のアップデートオプションはありません。

アップデートオプション機能の詳細や、提供中の各項目(新機能)については以下のヘルプページを参照してください。